大河ドラマ『真田丸』でもおなじみ
上州真田ゆかりのお城
大河ドラマ『真田丸』でもおなじみ
上州真田ゆかりのお城
沼田城址
続日本100名城(2017年4月認定)


沼田城は、天文元年(1532)に三浦系沼田氏12代万鬼斎顕泰が約3年の歳月を費やして築いた。 当時は蔵内(倉内)城と称し、沼田市街地発祥のかなめで、当市の歴史の起点である。
築城して48年後の天正8年(1580)に、武田勝頼の武将真田昌幸が入城し城の規模を広げた。天正18年(1590)に昌幸の嫡子信幸が沼田領2万7千石の城主となり、慶長年間に五層の天守を建造した。
天和元年(1681)に真田氏5代城主伊賀守が徳川幕府に領地を没収され、翌2年1月に沼田城は幕府の命により破却された。
所在地:沼田市西倉内町594 沼田公園
沼田市指定史跡:昭和51年3月30日指定
※写真は2点とも沼田市より提供
岩櫃城址
続日本100名城(2017年4月認定)


「勝頼様は来なかったけど、あなたは来てくれますか? 来てくれた方を、お護りします!」
岩櫃城は、天険の山城。のちに真田昌幸・信繁が徳川家康を恐れさせた上田城や大坂城「真田丸」の原型といえる堅城。もし、勝頼が逃げて来たら、真田は織田・徳川連合軍を散々に苦しめたことだろう。3カ月後には本能寺の変で信長は破れ、武田・真田・岩櫃、そして日本の歴史は大きく変わっていた。
所在地:群馬県吾妻郡東吾妻町原町
国指定史跡:令和元年10月16日指定